「 毎日仕事に追われて疲れた… 」
「 ずっとこのままの生活? 」
「 私って一体どうなりたいんだろう 」
「 将来が不安。 」
「だけど、今を変えるのはもっと不安 」
心が苦しくて、なんだかいつも不安で、でもどうしていいか分からない。
そんな不安を抱えている方へ、この記事を書いています。
冒頭に書いたのは、ほんの1ヵ月前まで私が実際に考えていたことです。
じゃあなぜ、今この記事を書こうと思ったかというと、
「少しだけ前を向けるようになったから。」
私が悩んでいたのは、簡単に言ってしまうと仕事のこと。
将来性がない過酷な仕事環境で、気持ちだけがどんどんすり減っていました。
「 このままじゃダメだ 」
そんな思いで、自分自身を見つめなおす時間を作ったのが、つい1か月前の出来事。
結果として、一歩踏み出すことが出来た今が、
なんだか誇らしいのです。
本記事では、
【一歩踏み出したいあなた】へ向けて、
【自分を見つめなおす為に、私が行った方法】を紹介したいと思います。
気づいた時には、自分が分からない
日々、自分の気持ちだけを全て優先して生きている人ってどのくらいいるのでしょうか?
少なからず
「自分の気持ちは後回しで我慢する」ことや、
「本当は辛いのに、辛くないフリをする」そんな瞬間があると思います。
そんな生活を続けていると、心がちょっとずつ麻痺していきます。
忙しい毎日で、自分の心は見ようともせず向き合わない。
その「ちょっと」が、いつの間にか知らない内にどんどん大きくなって、
気づいた時には自分自身のことがよく分からなくなってしまうのだと思います。
「 自分のことがよくわからない 」
改めてそう気づいてしまった時が、きっと一番苦しくて辛いです。
自分ってなんでこんなに頑張っているんだっけ?
何を目標にしていていたんだっけ?
何に心がワクワクしていたんだっけ?
私は一体、どんな風に人生を歩みたいんだっけ?
そう思ってしまうと、目の前がなんだか霞んで見えて、でも虚しくも明日がまたやって来る。
実際、そのぼんやりとした生活を変えられるのも自分だけ。
でもそんなことを思っていても、何も出来ないからこそ、苦しいんです。
自分自身と向き合うとは何か?
自分と向き合う、それは誤魔化しのない
【自分の本音】を見直すことだと気づきました。
人はやっぱり、世間体や周囲の意見を気にします。
職場での評価とか、自分で勝手に作ったプライドとか、友人からこう思われたいとか、
他人から見たら小さなことでも、自分自身にとっては大きなことなのです。
そんな、小さなプライドがあったっていいじゃない。
むしろ心にあるその気持ちが、案外自分の大切な軸だったりします。
自分と向き合うって、なんだか怖いしよく分からない。
でも、今がその本音の軸と向き合ってみる時なのかもしれません。
自分の心を整理して向き合う方法
私が実際に【自分と向き合った方法】は、これから紹介する2つのステップです。
Step1 - 一人になれる環境を作る
自分が「自分」と向き合う空間に、他人はいりません。
曲を流すとその曲の雰囲気に気分が引っ張られるような気がしたので、無音がお勧めです。
自分がゆっくり落ち着ける空間で、他人に邪魔されない場所で行いましょう。
また、スマートフォンを見るのも一切なし。
SNSを見ると自分の気持ちがぶれる可能性があるので、触らないようにしましょう。
Step2 - 文字にして書き出す
準備するのは、ペンと紙だけ。
「それでは、
自分の気持ちをどんどん書き出しましょう。」
そう突然言われると、全然書けなくないですか?
色々思っていることはあったはずなのに、全然ペンが進んでいかない。
それはきっと、モヤモヤした気持ちはあるけれど、自分と向き合ってこなかったからこそ
自分の想いを具現化できなくなってしまってるんだと思います。
そんな時は、自分自身に「質問を問いかけてあげる」と少しずつ書けるようになります。
具体的に私が「自分」に質問をしたこと
・今の仕事は具体的になにが辛いの?
・やりたくない仕事はどんなこと?
・どんな環境で仕事をしたい?
・2年後の自分はどうなっていたい?
・どんな風に毎日を過ごしてみたい?
どんな状況でも、【今、自分がなんで辛いのか】【やりたいこと・やりたくないこと】がハッキリすると
自分の気持ちの絡まりが少しだけほぐれていくと思います。
自分の気持ちを書く時に、この5つだけは絶対に守ってください。
- 世間体や他人のことを気にしない
- どうせ無理だから、と決めつけない
- 具体的じゃなくても、まずは書いてみる
- どんな小さなことでも思いついたら書く
- 自分をよく見せようとしない
これらを意識して、私も実際に自分と向き合ってみました。
私の本音は「これだ」と気づけた
今の仕事に悩む、アラサー女子の本音をお恥ずかしながら一部抜粋します。
- 長時間働くのが辛い
- 働いていると心が苦しい
- 仕事量が多すぎてキャパオーバー
- この生活をずっとは続けていけない
- これ以上のスキルアップは出来ない
- 目標となる人がいない
- 将来性が感じられない
- 手に職をつけたい
- 休みを自分で調整できる
- 程よいペースで人と関われる仕事
- 外見に気をつかう仕事(怠け防止)
- 誰かに指示をされて動くのではなく
自分で考えて動く仕事 - 自分が心から楽しいと思える仕事
- 仕事とプライベートが両立できる環境
- 自分に自信が持てる仕事をしている
- 生活に困らない収入がある
- 仕事に追われずプライベートも充実している
- 気持ちが安定してポジティブ思考
- 自立していて凛としている女性になる
- 貯金が目標額に到達する
こうやって、自分の本音を出して明確に見えてきたものがあります。
それは、【今の仕事辞めよう】と完全に気持ちが吹っ切れたこと。
未来のなりたい自分が見えたからこそ、今の仕事をしていては不可能だと気づくことが出来たのです。
むしろ、今の仕事はデメリットしかなくないか?と笑えてしまうくらいでした。
考えた未来の自分は、すごく抽象的な想像かもしれない。
でも、頭の中でぐるぐると考えていただけでは、まとまらなかった気持ちが、
自分と向き合って、紙に書いて視覚化したことで自分から本音を聞きだせた瞬間でした。
実現するための行動を考えよう
紙に書いて、自分の気持ちがまとまったところで、次にすることがあります。
それは【実現する為にはどうしたらいいのか?】を考えること。
考えただけで行動をしなければ、結局今までの自分から一歩踏み出すことはできません。
「自分自身で見つけた自分の本音を実現すること」が、まずは今の最大目標なのです。
それは小さなことからでも全然良いと思います。
例えば、
「自分の時間が欲しい」であれば、「朝30分早く起きてみる」とか。
「ゆっくりしたい」であれば、「好きなおやつを買ってゆっくり紅茶を飲む」とか。
モヤモヤした気持ちに蓋をして、何も行動をしないよりも、
なにか自分にとってプラスになる行動を、ほんの少しでもした方が絶対に良いです。
- 退職を伝える
- 退職時は絶対に有給を使ってから辞める
- 新しいことをまずは始める
- 自分の希望が実現できる仕事を見つける
自分を見つめなおす時間を取り、今後するべきことが明確化した翌日には
善は急げ。ということで、会社に退職の意向をはっきりと伝えました。
そして、有給問題も断固たる意志を持ち交渉し無事にすべて消化できることが決定。
新しいこととして、このブログを始めることにしました。
これからどうなるかは分かりません。
数ヵ月には無職になる私ですが、思い切って一歩踏み出した今の自分がとても誇らしいです。
自分の心と向き合う大切さ│まとめ
「自分の本音を、恥ずかしげも制限もなく考える」
実は紙に書き出している時に、ちょっとだけ照れくさい気持ちになりました。
「自分ってこんなこと考えてたんだ」というのが具体的に分かったからだと思います。
そんな自分の想いを一番大切に出来るのは、
やっぱり自分自身です。
自分の気持ちに正直になって生きてみたい。
それが、このブログのテーマにも繋がっています。
本音が分かった今が、スタート地点にようやく立てた瞬間です。
目標に近づくまでには、遠回りもするかもしれないし、挫けることもあるかもしれない。
自分の気持ちがまた分からなくなった時には、
私はまた、同じ方法で自分の気持ちに寄り添おうと思っています。
一歩踏み出したい気持ちがあるあなたへ。
ぜひ、紙を広げてペンを持って、
自分自身とゆっくり向き合ってみてくださいね。