【猫とお金】初期費用はいくら?毎月・年間・生涯でかかる費用を大公開

猫を飼いたいけど、費用面が心配だなぁ…

猫を飼い始めたけど、これからどのくらいお金がかかるんだろう


今回は、こんなお悩みについての記事です。


まずはこの記事を書いている筆者の基本情報からどうぞ。

私と猫の基本スペック

・独身女 / 地方在住 / 会社員
・猫は2匹(♂♀)
・2021年に2匹を同時にお迎え
・ボランティア活動をしている方より譲渡


まず初めに断言すると、
「猫、意外にお金かかります。」


正直な話、飼い始めるまでの私は、
”猫を飼いたい気持ち優先”で、費用面に関しては「まぁ、なんとかなるでしょ!」と二の次でした。


結果として、私は猫を飼い始めてから予期せぬことが起こり、貯金が一気に160万円減りました。
おっと。なんだか恐ろしい話になってきましたね。


本記事では、
猫にかかる費用を詳しく知りたいあなた】へ向けて、
実際にかかった、リアルな費用を大公開】していこうと思います。

目次

事前準備~お迎えまで│初期費用

(※ 猫2匹に対し)
・初期準備 総額…96,622円
・猫 譲渡費  …45,100円


 合計 141,722円

猫をお迎えすると決まってから、まずは揃えなければならないのが飼育アイテム!
ケージやご飯用品、トイレグッズなど意外にも揃える商品が沢山あります。


実際に購入した商品や、必要なアイテムはこちらの記事で詳しく書いてますので是非



また、【猫 譲渡費】とは何かご説明すると…
ボランティア活動をしている方が、猫を保護してからお迎え当日までにかかった諸経費です。

保護~譲渡に至るまで、沢山のお世話をしていただいているので当然の費用です。

主な項目としては・・

・飼育費の一部負担
・体調を崩して受診した病院代
・ワクチン接種
・血液検査


事前に血液検査をする理由としては、猫ちゃんに病気や異常がないかをチェックしてくれています。
ワクチン接種は必須事項なので、慣れている方に連れて行ってもらえる安心感がありました。


もしもブリーダーさんからの購入を検討している場合は、もう少し金額が上がると予想されます。

猫をお迎えするまでにもお金がかかるので、余裕を持って準備しておきましょう。

お迎えしてすぐにかかった│特別費用

・避妊手術   …22,990円
・去勢手術   …11,000円
・エアコン購入 …80,000円
・ペットカメラ購入…6,000円

 合計 119,990円


生後半前後で【避妊・去勢手術】を行わなければいけません。

猫は繁殖力が高いので、予期せぬ妊娠をしてしまったら大変です。
うっかり発情期がきてしまうと猫も飼い主も大変なので、しっかり予定を組みましょう。

手術費用は病院によって異なると思うので、お近くの動物病院の料金を調べておき、
予算に組み込んでおくことをお勧めします。


個人的に予想外の出費だったのが、エアコンの購入!
子猫時代は、家中をフリースペースにしてしまうと大変なので、一部を猫専用のお部屋にしていました。

ただその部屋にはエアコンが無かったので、購入が必須に。
可愛い猫ちゃんが、年間を通して快適に過ごせると考えたらお安いものですね。


これからお迎えする方は、エアコン環境を一度考えてみても良いと思います。

1ヵ月でかかる│飼育費用

2023年6月 実際の費用)
(※ 猫2匹に対し)

・ご飯代     …13,900円
・猫砂×5個購入  …3,300円
・医療費     …7,810円
・おやつ、おもちゃ…5,011円
・その他雑費   …6,480円

 合計 36,501円


毎月の平均はおおよそですがこんな感じ。
ご飯代や猫砂費用は必ずかかる必要経費、それ以外はその時々で変動する項目です。


その他雑費は、猫が生活しやすい環境を作るべく備品を購入した金額です。
医療費もかからないことが最近は多いので、もっと少ない費用の月もあります


猫ちゃんが1匹であれば、この半分くらいの金額で過ごせると思います。

1年間でかかる│特別費用

(※ 猫1匹に対し)
- 年1回 -
・健康診断…約22,000円
・ワクチン接種…約5,000円


- 4月~11月 -
・ノミダニ予防薬…計16,000円

- 12月~3月 -
・暖房費…全体で35,000円増


毎月かかる飼育費とは別に、1年間の内に別途かかる特別項目です。
飼育費にプラスになる訳なので、頭にいれておかないと予想外の出費になってしまいます。


個人的に、一番の盲点だったのは【暖房費】にかかるお金!
猫がお家にいなかった時の金額と比較すると、冬場は毎月1万円近く高い結果となりました。

1年間でかかる│飼育費用 総額


(※ 猫2匹に対し)

・ご飯代     …96,404円
・猫砂×5個購入  …21,798円
・医療費     …98,208円
・おやつ、おもちゃ…83,048円

・光熱費     …33,000円
・その他雑費   …52,549円

 合計 385,007円

 
 月平均 32,083円


毎月の生活費や、年間でかかる特別費用の総合計がこちらになります。

こうやって見ていくと、「ご飯+嗜好品(おやつ・おもちゃ」と「医療費」に特にお金がかかっていますね。

遊ぶの大好きっ子

特におもちゃは必要経費よね?



私は2匹の金額で総合計を出していますが、かかった費用を1匹ごとに割った場合はこちら。

・年間費用…192,503円
・毎月平均…16,041円

– 補足memo –
アニコム損害保険が発表した、2022年の1年間にペットにかけた年間費用は「160,766円」
支出が多かった項目は、「怪我や病院の治療費」「フード・おやつ代」で猫では49.9%を占めた。


数万円の差はありますが、やはり上記の金額が現実的にかかることは間違いなさそうですね。

わたし

平均とそんなにずれてなくてホッとしました(笑)

予想外の出費がかかる場合も…

ここまでは、猫と暮らしていく上でかかる必要経費の金額でしたね。


冒頭で少しお話しましたが、私は猫を飼い始めて数か月後に貯金が一気に160万減りました。
理由としては、「猫の病気」です。


1歳の健康診断で病気が発覚、致死率98%という信じたくない状況でした。
その病気を治す為には、”非常に高額な薬を飲む”しか解決法がありませんでした。


その時に感じたのは、自分に躊躇なく出せる貯金があって本当に良かったということ。
今までの自分の積み重ねがなかったら、愛猫を救えなかったかもしれません。


生き物は、いつ何が起こるか本当に分かりません。

万が一が起こってしまった時に、しっかりと助けられる環境・貯蓄を持つことを心からお勧めします。

生命力抜群の男

今ではすっかり元気モリモリなんだ!

猫の生涯の飼育費用│まとめ

猫の寿命は、平均して【約15年】と言われているそうです。

実際に私の金額で計算すると…

(※ 1匹の猫に対し)
生涯かかる費用:2,887,545円

上記がかかってくることが予想されます。

私の場合は2匹なので、純粋に倍にすると【5,775,090円】という訳ですね。

わたし

頑張って働かなければならぬ。


金額を改めて計算するとビックリしてしまいますが、猫を飼って後悔したことは一度もありません。


猫はそれ以上の幸せを日々与えてくれます。
食って寝て遊んでるだけなのに・・。


皆さんもしっかりと計画をした上で、良き猫ちゃんライフをお過ごしください!


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