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猫を飼いたいけど、何か今までと変わることってあるのかな?
何か制限されることがあれば先に知っておきたい…
本記事では、このようなお悩みにお答えします。
そんな私も2年前に人生で初めて猫を飼い始めました。しかも同時に2匹の子猫をお迎え!
そりゃ可愛い子猫ちゃんが家にいるのですから、毎日ハッピー!…だと思いきや、大変なこともありました。
右も左も分からない中で手探り状態でのスタートでしたが、結果的には楽しい日々を送っています。
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私がいるんだから楽しいなんて当たり前でしょ?
ただ、猫と生活をスタートさせたこの2年間で、良い意味でも悪い意味でも今までの生活とは大きく変わったという実感があります。
猫の平均寿命は約15年。”猫が可愛いから”なんて気持ちだけで安易にお迎えして後悔する前に、しっかりと良し悪しを知っておきましょう。
- 猫との生活で感じたデメリット
- 猫との生活で生まれたメリット
猫との生活 デメリット編
旅行に行けない
そもそも1日の基本的なお世話として、やらなければならないことが沢山あります。
2~3回のご飯タイムに、トイレの掃除、お水の交換、ストレス発散のおもちゃ遊び…など、思っていた以上に猫との生活ってすることが多いんです。
もしも1日、飼い主が家を空けるとしたら?
- ご飯は自動給餌機であげるか置き餌
- 新鮮なお水が飲めない
- 猫は綺麗好きなのにトイレが汚れたまま
- 誰にも遊んでもらえないことのストレス
- 万が一体調が悪くなっても気づけない
- うっかり誤飲してしまうかも
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少し考えただけでもデメリット多すぎでは…?(震)
他に家族がいる場合はもちろん万全の体制にして家を空ける事は可能ですし、単独行動を好む猫からするとそんなに気にしてないかもしれません。
ですが、可愛い愛猫をお留守番させていることが非常に心配で、心からお出かけを楽しめないので旅行には行かなくなりました。
意外とお金がかかる
まずは猫を飼い始めるまでに準備しなければならない備品が沢山あります。
必要最低限のトイレやケージ、ご飯とお皿、キャットタワー、猫砂などの初期費用がかかります。
飼い始めてからも、毎日のフードや猫砂の購入、おもちゃを買ったりと日々の生活に必要不可欠な出費があります。
子猫の場合は避妊・去勢手術代が必須でかかり、毎年のワクチン接種や健康診断など、病気をしない健康な猫であっても病院代は必ず発生します。
さらに、猫が1日を快適に過ごす為のエアコン代が夏と冬にはプラスされる訳です。
ちなみに2022年の1年間で猫の為に使ったお金は、おおよそ¥360,000でした!
猫を飼っていなかった時は、この金額を貯金に回せたと考えると非常に大きな出費ですよね。
洋服に毛が目立つ、爪が引っかかる
お洒落にも気をつかいたいアラサー女子。
猫と暮らし始めてから、思わぬ落とし穴に気づきます…!
そうそれは、お洋服問題。
黒の洋服なんて着てしまった日には毛が目立って大変なことになります。コロコロしてもまたすぐ付きます。
冬場にタイツを履いていたら、運悪く猫の爪が引っかかって穴が開きます。
私は仕事柄スーツを着てるのですが、どんなに小奇麗にしてても猫の毛が付いてたら、接客業としていかがなものなのか?と自分に問いたくなります。さらにはうっかりするとストッキングも伝線します。
猫、思った以上に毛が抜けますのでご注意を。
いつかお別れが来てしまう理解が必要
出会いがあれば終わりもある。考えたくはないけれど、生き物にはいつかお別れの時が来ます。
ペットロスなんて言葉があるように、人生を一緒に過ごしてきた愛猫と離れ離れになったら、私は人生のどん底に落ちるような気がしています。
飼い始める前にはそんなこと全く考えていませんでしたが、愛猫が致死率が高い病気になってしまった時に強く実感しました。
猫との生活 メリット編
生活にメリハリが出た
猫を飼い始めるまでの休日は、それはまぁ干物女の代表でした。
お昼近くまで寝て、昼食後は携帯をいじりながらゴロゴロ、目覚めたらあっという間に夕方。
風呂に入り、早くからダラダラと晩酌をして寝る。というルーティン。
猫と生活をしてからは、朝しっかり起きてトイレや部屋の掃除をするところからスタート。
午前中は日用品の買い物に行き、猫のお昼ご飯に合わせ自分も昼食を取る。
うっかりお昼寝をしてても猫がおやつをねだって遠慮なく踏みつけてくるので起きて行動する。
夜は晩酌をしつつ猫と家の中を走り回り、時間になったら寝る。
休日の引きこもり生活に、小さなようで私にとっては大きなメリハリが生まれました。
会話が増えた
猫を通して家族や職場の人と会話が増えたと思っています。
”無駄な会話はしたくない”が基本設定の私。
家族の場合、普段何事もなく生活をしているとそこまで楽しく弾むような会話は生まれません。
でも「今日猫が面白い行動してた!」とか、「このおもちゃですごく遊んでくれたよ!」など話題の種になる存在が近くにいるだけで話が一段と盛り上がります。
職場の場合、これまで関わりが薄かった人がお互いに「猫を飼っている」だけでコミュニケーションが図れたり、他種族のペットを飼っている人の気持ちもより一層理解できるようになりました。
余談ですが、猫に対してもいちいち話しかけます。
「ご飯食べるよね~?」「今日も可愛いねぇ~」と声をかけて「ニャ~」とお返事をしてくれることが何よりも幸せなのです。
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僕はちゃんとお返事の内容で「ニャー」の声色を使い分けるよ
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私は基本的に無視してるわ
リラックス効果がある
猫と生活するようになってから、気持ちの浮き沈みが安定したように感じています。
私は嫌な事があると一気に悪い方へと急下降していってしまうネガティブ野郎なのですが、そんな時に猫を撫でているとなんだか心が癒されて元気になってくるのです。
『猫を撫でると、体内に幸せホルモンの一種であるオキシトシンが分泌され、
不安やイライラを抑え、幸福感を得られる効果がある』
と、科学的にも証明されているようなので猫のパワーは恐るべし。
疲れ切ったアラサーに、幸せホルモンを与えてくれて本当にありがとうございます。
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感謝してる暇があるならチュールを献上してほしい
大切な家族が増え生きる活力になる
私にとって愛猫は、ペットではなく大切な家族です。
だからこそ幸せに人生を過ごしてほしいのですが、何不自由ない生活を送っていただく為にはお金が必要です。
だから一生懸命働きますが何も目的がなく頑張るのと、猫たちの為に頑張ろうと思うのでは雲泥の差があるのです。
他にも、愛猫をお迎えしてからどんどん思い出は増え続けます。
「初めて我が家でご飯を食べてくれた日」「初めて爪切りを頑張った日」「初めてチュールの美味しさに気づいてしまった日」「カーテンに上るいたずらをした日」「初めて一緒に眠った日」など、我が子の成長を一緒に過ごすように思い出とスマホのカメラロールがいっぱいになっていくのです。
大変なこともあるが 猫はそれ以上の幸せをくれる
デメリットもあげましたが、結論として私は猫をお迎えして後悔をしたことは一度もありません。
誰にも気を遣うことなく家で猫と遊んでいたら楽しいし、猫に活力をもらって仕事を頑張れば良い、猫の抜け毛を掃除したら家の中も綺麗になる。デメリットが吹き飛ぶくらいに猫は可愛いです。
ただ、デメリットを全て無視して勢いで猫を飼い始めてしまうと「こんなはずじゃなかった…」なんて人も猫もマイナスになってしまうかもしれません。
しっかりと猫をお迎え出来る気持ちがあるのか、環境があるのかを見極めてから慎重にお迎え出来るようにしておきたいですね。
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